葬儀費用を安く済ませる制度の提案!大学の空き教室と宗教学部
本日は、葬儀を安く済ませるための社会の仕組みづくりのご提案です。
お葬式・・・
誰もがお世話になる最期の式典です。
実際は、死んだ後の儀式ですので、本人には分からない式典ですが、
葬儀における、ご遺族の悩みの種は・・・
葬式代が高い!
・・・というものです。
世界の葬儀費用比較
今年、北海道の義父が亡くなりました。
大雪ともあって、こじんまりと身内だけで葬儀を行いましたが、
それでも70万円の費用がかかりました。
なぜか、お坊さんのお経を読み上げる時間も合計で20分という
私の知る限りでは、最短時間の葬儀でした。
ホントビックリの「クイック葬儀」!
エッ、もう終わり??(◎_◎)
・・・という印象でした。
詳しい人いわく、50万円ぐらいでもできたはずとのことです。
それでも、人の死に安くても50万円かかるというのが、
日本における相場のようです。
日本では、平均総額は230万円ということで、
やはり「異常なほどの高さ」です。
イギリスが12万円、ドイツが20万円、アメリカが44万円、
お隣の韓国が37万円とのことです。
葬儀の目的から考える
葬儀は誰のために行うか? 葬儀の目的は?
・・・この問いに対して、私の考え方は
亡くなった事実を、遺族に意識付けることによる
「心の整理」 「区切りの意識付け」 「次へ進むための理解」
・・といった、意味が強いと考えます。
死者本人には、「意識は既にない」 分けですから、
私の考えとしては、100% 遺族の心の整理が目的だと
考えます。
よって、私自身、大がかりな経費のかかる葬儀は
これっぽっちも望まないという考えでいます。
葬儀費用を安くする制度づくりの提案
例えば、東京や京都には、仏教学部などの宗教学部をもつ
大学が数多く存在します。
総合大学に限っては、すべての教室が
常時利用されていることは稀です。
ましてや、少子化で学生数が少なくなる今日
空き教室を、企業に時間単位で貸し出すことも
行われています。
仏教学部などの宗教学部が存在する大学に
おいては、特に実習を兼ねて葬儀スペースとして、
教室を開放すべきです。
火葬は、これまでの街の火葬場に運んで行えば
よいわけですから、式典のホールとしての利用ですみます。
同じように、小学校・中学校・高校といった、
学校も、少子化で空き教室が増えています。
これらの活用法は、いわゆる「二部制のビジネス」と同じです。
世の中には、昼は喫茶店、夜は飲み屋という運営スタイルの
経営も存在しますが、同じような考え方で、空き教室の利用や
校庭の利用法を考えるわけです。
平日と休日、昼と夜、春休み・夏休み・冬休み期間の利用など、
施設の空白の時間帯やスペースの利用法を検討してみるべきです。
葬儀場として、大学や公共機関の空き教室を開放する