銀聯カード加盟方法と爆買いで儲けるアイデア
中国人観光客を取り込むために、中国人観光客がほぼ100%所持している
銀聯(ぎんれん)カード の導入方法と、その費用について調べてみました。
中国からの旅行客のほとんどは、銀聯(ぎんれん)カードという、日本でいうJCBやVISA、マスターのような、ポピュラーなお買い物のカードを持っています。
特徴としては、JCBやVISA、マスターなどと異なり、分割払いようのカードではなく、いわゆる「デビットカード」です。つまり、使ったさい、その場で銀行口座から、その分が引き落としされるタイプのカードです。
http://card-professor.jp/entry-7/
よって、ショッピングの際はチェックが厳格であり、暗証番号も6ケタ、その場でサインも必要といった感じです。
日本では、大手の量販店では、銀聯(ぎんれん)カードと提携しているところが増えてきていますが、小さなショップでは提携してしていないところが多いといった現状です。
http://www.smbc-card.com/kamei/member/ginren.jsp
提携の際は、カードを読み取る端末の利用に「7万円~10万円」初期費用がかかる点と、申し込みからスターとまで2カ月ほどかかるのが難点です。
カードを導入したお店も、カード手数料として、カード会社に5%を支払う形。
銀聯(ぎんれん)カード&キャッシュバック商法
その結果・・・
爆買い中国人相手の「凄ワザ」を発見いたしましたのでご報告いたします。
あくまで「仮説」の粋をでませんが、もと現金問屋の私としてはかなりの「利益の差」がでる、現場の知恵だと思います。
その方法とは・・・
「銀聯(ぎんれん)カードと提携しキャッシュバックで儲ける」
・・というものです。
銀聯カードとキャッシュバックの「キモ」は?
1)日本に来る外国人は、現金の持ち込みやカードでの引き出しに制限がある
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDX30H09_Q5A930C1FFE000/
2)よって現金のほかの買い物は、銀聯カードが使えるショップで買う
3)現金の残りが少なくなった人は現金を作りたい
4)ツアー客などは「時間がないため」金策で時間を取られたくない
そこで、中国人観光客がくる通りのショップなら・・
1)まずは銀聯(ぎんれん)カードを導入し銀聯カードを使えるようにする。
2)そのショップで何か買ってもらい、仮に価格を税込50万円とする。
3)支払は銀聯カードを使い50万円の支払をする。
4)その場で、キャッシュバックとして40万円を与える。
お店としては消費税分8%とカード手数料5%、その年の税金を考慮して、キャッシュバックする金額を決める。
概算で、50万円を使っていただいた場合、40万円をキャッシュバックしたとすれば、お店は3万円~ぐらいの利益にはなりそうです。
中国人客は、50万円支払って、40万円の受け取りとなると10万円損する形ですが、20%の目減り分は、商品価値の「内外価格差」で補えるものを購入したい中国人にとっては、その場で「即金でお金が作れる魅力」との心理的かけ引きで、利用するかしないかを決めることになります。
現金があれば、そのショップの周辺のお店でも、現金で買い物ができるようになるので「時間に追われた旅行客」にとっては「即金」の魅力は、よくわからない海外で、お金の心配をしないですむ点が魅力。
日本にきて、予定外に「面白い商品」を見つけてしまった、バイヤー的センスのある中国人なども利用したいサービスなんじゃないかと??
銀聯(ぎんれん)カードと中国人旅行客の心理を組み合わせる