新商品開発とチェックリスト!発想の取りこぼしをなくす発想法
日本における調味料の「ど定番」といえば、醤油ですが
ある地方の醤油会社がヒットを飛ばしています。
醤油自体は、これまで通りのものですが、
醤油の新たな「かけ方」のできる
容器を提案し大ブレイクをはたしました。
どのような醤油の容器かといえば・・・
「醤油のスプレー式の容器」です。
スプレー状に醤油をかけることの「利点」を挙げてみれば・・・
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減塩しながら料理の幅が広がる
焼き物料理に色を全体に付けられるようになる
調味料の節約になる
減塩効果でむくみが気になる女性にも
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今までの「液体状の醤油」を、霧状のスプレー式に変更するアイデアは、
実は新商品開発法の基本なんです。
なにしろ、拙著『お金をかけずにお金を稼ぐ【儲け】のアイデア発想術』の
カバー裏で、一番初めに紹介しているほどの基本ノウハウ。(^o^)ノシ
本の中では・・・
今ある商品の形を変えてみる「固体」「液体」「粉末」「ゲル状」「スプレー式」
「泡状」「タブレット状」「フィルム状」・・・etc と変更することで、新たな利点
(長所:セールスポイント)がつくれます。
・・・と、紹介しています。
ぜひ、あなたの携わる商品でも、この「商品の形状を変える」取り組みをしてみ
てはいかがでしょうか?
ノーベル賞で有名な「ノーベル」は、それまで持ち運びに危険の伴っていた液
体の「ニトログリセリン」を、粘土に混ぜることで、固体として持ち運びやすい
「ダイナマイト」を発明し、巨万の富を築きました。
何しろ、ノーベル賞受賞者の賞金は、ノーベル財団の毎年の「利息」だけでまか
なえているほどの資産が、ノーベル財団にはあるのです。ダイナマイトの収益が
どれほどスゴイ金額だったかが分かるというものです。
ある納豆のメーカーは、納豆にかける「たれ」が液体のため、手を汚してしま
う不便さに注目し、容器の中に「ゼリー状」にしたタレを入れることでヒットを
飛ばしています。
多彩な「商品の形態」の商品を販売する見本のような業界が「製薬メーカー」
です。1つの風邪薬でも「錠剤」「粉末」「ドリンク剤」、また、カユミ止めで
も「軟膏」「液体」「スプレー式」といったラインナップを展開しています。
醤油でさえ、まだ売り方の工夫があったわけです。
発想の「取りこぼし」は、どの業界でもあるものです。
そうであるなら発想の盲点をなくすため「チェックリスト集」のような
本があれば、ありがたいはず・・・
そのような考えで、アイデア出しのフレームワークとして使える
「チェックリスト本」として発売したのが、下記の2冊になります。
本の詳しい紹介ページ
『【儲け】のアイデア発想術』
『【儲かる!ニッチ商売】気づきのネタ帳』
※2冊で「78の発想のフレーム」と、その応用事例400以上が学べます。
いきなり自力で考えるのは辛いものです。
しかし、照らし合わせるためのリストがあれば
「だったらうちの商品の場合は・・・」と、
アイデアが出やすくなるものです。
チェックリストを活用しましょう!
毎日使う醤油でさえ新たな販売方法がある。