ビジネスの「数字」と「統計」の例え話

ビジネスには「数字」を意識する視点が必要です。

数字を用いず、勘に頼る経営であれば、ビジネスというより、ギャンブルに近いものを感じてしまいます。

ある社長は、次のような名言を残しました。

「数字を用いない経営を、テキトーな経営という」

・・・これは心に刻むべき、言葉だと思います。

電卓

数字を用いて大失敗!・・の例

笑い話・・・

ある会社で、新商品の「色」を決めるための、アンケートをおこないました。

すると面白いことに

「白」を希望する人が50%「黒」を希望する人も50%と、
真っ二つに分かれました。

円グラフ

そこで、この会社では、この統計に基づき 誰からも喜ばれるはずの色・・・

「グレー」 を売り出し、大失敗しました・・・(^∇^)″

この話は「統計に基づく平均値」を用いるときの注意を表した例え話ですが、平均値を割り出しても、二極化しているような場合では、平均にはまったく意味がない場合もあるという例えです。

このような場合、どちらかに絞るなど、エッジを利かせる決断が必要になります。

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統計が大ヒットをもたらした例

人気のファミリーレストラン「サイゼリア」の成功は、理系の学生だった、正垣泰彦氏の日本の食品の「消費伸び率データの分析」によるものでした。

当時、パスタ、チーズ、トマトの消費が伸びていた点に注目し経営を「イタリアンレストラン」に決めたものです。

かつて人気のなかった卓球競技をメジャーにするため、業界関係者はさまざまな取り組みを行いました。

その中で、競技中の観客の歓声の大きさに注目し調査したところ、ラリーが7回から8回続いた後が最も観客の歓声が大きくなるという統計がでました。

そこで、ラリーの回数を調整するため、流体力学の専門家に調査をさせたところ、ボールの直径を2ミリ大きくすれば、ラリーの回数が理想的になることが判明しました。その研究に基づき、ルール改正を行ったところ以前より人気の高いスポーツにかえることができたのです。

アフィリエイト用のブログ記事を書く場合、単に「自分が書きたいこと」を基準にしていてはアクセスアップは望めません。

キーワードのと関連キーワードの組み合わせによりアクセス数を調べ、読み手が求めている記事を書くことに専念すべきです。数字を使い統計を取ることで、的確な戦略を立てやすくなります

日常にも「数字を調べる」ことを心がければ改善のヒントが得やすくなるものです。


数字を意識しよう。数字を調べてみよう。
 

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